病的共同運動とは

一番気をつけなければいけないのが、顔面神経麻痺の後遺症である病的共同運動です。

会話や食事中に口の動きと同時にまぶたがぱちぱちと動いてしまったり、逆に、目を閉じようとしたときに口元が一緒に動いてしまう現象です。

これは、神経再生時に、隣接する神経線維が誤ってつながれてしまうことにより起こります。

病的共同運動が現れ始めるのは、麻痺が発症してから4ヶ月前後からと言われています。

ワニの涙症候群

食事の時に涙が勝手に出てしまう症状のことです。

損傷された神経が再生する段階で、顔面神経から唾液腺へいく神経と涙腺にいく神経が誤って作用するとこの後遺症が現れます。


顔面の拘縮

鼻唇溝は深く、眼裂は狭小化し、安静時も顔が非対称に見える状態です。

アブミ骨筋性耳鳴り

顔面の表情筋の動きに伴い、不快な耳鳴りが生じる現象です。

顔面の筋肉と、アブミ骨筋(中耳にあり音を調節する筋肉)は、ともに顔面神経支配であり誤作用により起こります。


顔面のけいれん

顔面が勝手にピクピク動いてしまいます。

蒸しタオルなどで温めて、軽めのマッサージで筋肉を緩めましょう。